ダークサイド投資術
元経済ヤクザが明かす「アフター・コロナ」を生き抜く黒いマネーの流儀
今、私が踏み入れている場所は思っているより闇だった。
投資のこの数字を見ろといった手法が載っているような書籍ではない。
本書を読む事で、期待していた内容と違うと感じる人がいるかもしれないです。
(楽に儲かる・グレーなやり方、裏技と思って買った人)
でも、逆に気持ちをニュートラルにして読めば、今後の投資に対する意識と戦略、行動が大きく変わるかもしれない。止める人もいるんじゃない?と思ってしまえる、そんな本でした。
私の中では今、読んでよかったなと思える本でした。コロナ時の話もたくさん書かれていますが、それ以前の内容の方が見物です。当たり前、知ってるわい、という方も、もしかしたら違う側面から知ることがあるかもしれないのでお勧めです。とベタ褒めしておきます。
何がダークサイドなの?
元経済ヤクザ、暴力団の資金を動かしていたといった経歴を持つだけですんごいですが、その当時の投資内容と規模はまさしくダークサイドであり、著者にかかわらず、世界経済には常に「お金」と「暴力」が密接に関係している事を述べていました。
この時点で月1万から始める積立投資!とかバリュー株の選定!ボリンジャーバンドがぁぁとかの内容皆無なんで、思考が無から始まりますね 笑
いや、もう予想の斜め上をいってるよ・・・
歴史とその背景、市場の変化がどう起きたのか
足を踏み入れている場所と住んでいる世界
世界各国は、自国に利益と影響力を持たせる事に躍起しています。昔っからそうですよね。その手法はとても緻密かつ獰猛な事もあり、行動、発言、タイミングなどすべて表裏の目的が重なっているんだと思います。
そして世界は変化の節目ごとに「血」が流れていること。
パワーゲーム絶えず繰り返されているのが経済です。
特にアメリカは基軸通貨として最大の価値を保有しており、また最大の軍事力を保有しています。
これが、世界経済にどれほどの影響しているのか。21世紀以降もアメリカが頂点に居続けるのか、、、それとも?? そうして現在活発化している米中感の攻防やその中でトランプはどう動いてきたのかといった事が書かれてます。
いや話の規模でかない?
過去の歴史から知ること、これから起こること
さて、投資どころか世界経済そのものの話になり、EUや中国、アメリカ、そして日本といった諸国がいかに自国を守る、強くするために動いているかという事を書いてます。
ただ、これを見たら小泉純一郎元総理、その時代の政府に対してイラっとするかもしれません 笑
私は少なくともイラっとしました。 またオバマ元大統領に対してもイラっとするかもしれませんね
何より中国に対してはより強い危機感を持つことになると思います。
今後5年は石油と食糧、金属などを備蓄するとかもう何の備えなん?ってか何の話なん?
無理やり話を戻すとこういった危機感をもち、自分の資産は本当に価値があるのか、リスクを知り、許容できておかないと投資なんてできませんよね。なのでしっかり歴史とこのコロナに関することや領土問題の事も触れてますのでその目的も知っておきましょう
もう、驚かんよ。なんか時事に関して勉強になる本なんやね
日本のGDPの70%とかの規模をGAFA4社だけでもつ凄さ
GAFAについて触れてるんです。その中で、各企業の特徴も書いているのでこれを読むとFacebook株を持っている私はショックを隠し切れません。ですが、これを知り如何にプラットフォームを手にした企業が強いかということがわかりました。サラリーマンとしても勉強になりました。
いきなりなんでGAFAの事書くのかな?テスラの事書くのかな?とか思ったんですが、これはこれで最後のまとめに入るうえで必要な情報でした。GAFAという巨大企業が取り組んでいるプラットフォームがどう世界各国に影響を与えるのか。それに対し、危機感を抱くEUの動き、日本の動きが見て取れるので面白かったです。知ってることではありましたが、より知れました。
アップルべた褒めしてました。
個人投資家はどうすればいいのか
詳しくは書籍を読んでほしいですが、大きなタネ銭を抱えるファンドはいまやAIで負けない売買をミリ秒単位でやっています。ボラのある相場でAIの計算処理に勝てるわけない。
なので個人投資家は「投資」という目線では今の瞬間を見る演算しかできないAIを相手にはせず、未来への投資をしてくださいって事です。私はもともとそっちの思考があったので(短期や投機は失敗したので)より深く調べようかなと思いました。
得られるものがあったなら、読んでよかったよね。
ということで、ダークサイド投資術の感想でしたー。ぜひ読んでみてくださいね。